先輩たちからのメッセージ 01

目標は、現場やお客さまのことをもっと理解したうえで所長や管理職になること。そのために、恵まれた環境に甘えることなく物流に不可欠な分析力や提案力などを磨いていきます。 物流業務推進部 業務革新グループ(2016年4月現在) 安藤 康輔

写真目標は、現場やお客さまのことをもっと理解したうえで所長や管理職になること。
そのために、恵まれた環境に甘えることなく物流に不可欠な分析力や提案力などを磨いていきます。

物流業務推進部 業務革新グループ(2016年4月現在)
平成22年度中途入社安藤 康輔

トップランナーをめざす姿勢がひしひしと伝わってきて、今なお必死で勉強中。

私は中途採用で味の素物流に入社しました。ただ、新卒で入った会社が物流にも関わっていたので、物流の勉強もしていました。勉強するにつれ、トラックひとつを動かすにしても英知を必要とする、なかなか奥の深い業界であることがわかってきました。

また、味の素物流のことを知る機会もあり、その印象は、“きちんとした仕組みのもとに考え抜かれた物流を実践していて、さすが食品物流のトップランナーをめざすだけのことはあるな”というものでした。そんな折に中途採用が行われることを聞き、トップランナーを目指す会社で私も頑張りたいと決意し、採用試験に応募しました。

入社してみると、ALIS(物流統合システム)をはじめとする高度なシステムを駆使した物流が行われていて、社内には、そのようなシステムの構築に携わったレベルの高い先輩方が数多く在籍しています。お客さまも日本を代表するような企業が多く、生半可な知識では納得して頂けません。周りには良い意味での緊張感が絶えずあり、トップランナーを目指す会社の姿勢がひしひしと伝わってきます。その高いレベルについて行くために、今も必死で学んでいます。

写真01

「君が主体となって…」との激励を背に相手役員との重要な局面にも臨んだ。

味の素物流は大きな組織というイメージがあったので、入社しても重要な役割を担えるのは先のことだと思っていたのですが、入社早々から期待していた以上の様々なことを経験させてもらっています。

たとえば、営業の部署にいた時は、お客さまへ提案したり交渉したりする機会も多く、相手が役員のときもありました。業務を受託できるか、課題を解決できるかの大事な局面であり、責任も重大です。それでも、「この経験がやがて活きてくるから、安藤くん、君が主体となってやってごらん。もし何かあってもきちんとサポートするから」との心強い言葉を添えて送り出してもらいました。

経営会議に使う資料を作ることもあります。もちろん上司からアドバイスを受けながらのことですが、私の書き方一つで否決されることもあるわけですから、全体の構成もさることながら、細かな点もきちんと詰めなければなりません。このように、広範かつ繊細な視野をもって物事を構築する大切さも学んでいます。もちろん華々しいことばかりではありませんが、それらも含めて、自分の成長を実感できる経験をさせてもらっていることはありがたいですね。

昨年までは営業部署にいたのですが、現在は物流業務推進部に所属しています。フォークランシステムなど作業支援ツールの導入や機能強化、現場の採算分析や改善案の考案などが主な仕事です。味の素物流の事業の質を高める役割の一端を担っているのだと、やりがいを感じています。

物流はさまざまな要素から成り立つ。それらの改善点を考えるのが、この仕事の醍醐味。

写真03

コンビニやスーパーで商品を手に取る。レストランで料理を注文する。このような普段目にする光景を作りだしているのが物流であると思っています。
営業部署にいたときは、繁忙期や新商品の発売時に物量が大幅に増え、難問にぶつかることも多々ありましたが、それらを乗り越え、当たり前のようにお店に商品が並んでいるのを見ると、この仕事を選んで本当に良かったと思います。
物流は商品の一連の流れであり、さまざまな要素から成り立っています。どこを改善したらより効率的になるのか、どのように改善したらお客さまのためになるのかを考えるのが仕事です。さまざまな要素があるからこそ、多種多様なアイデアが必要です。そのような広範囲な視点で物事を考えることができるのが、物流という仕事の楽しさであり醍醐味ですね。

「いまできる最大限のことを…」私を成長させてくれた、お客さまからの言葉。

ここで、私が営業部署にいたときの苦い経験をお話したいと思います。ある新規のお客さまの業務を受託し、九州から沖縄へ船便で商品を運ぶという最初のオーダーをいただいた時のことでした。業務は何事もなく進んでいると安心していた矢先、九州の営業所からリードタイム(発注から納品までの期間)がおかしいとの連絡が入りました。調べてみると、お客さまに提示していたリードタイムは過去のもので、それでは納品期日に遅れてしまうことが判明したのです。

飲料業界に新規参入したそのお客さまの製品が、初めて世に出るという時でしたから、私の初歩的なミスで発売日が遅れてしまうと思い、心底青ざめました。焦りながらもそのことを正直にお客さまへ伝えると、「安藤さん、あなたが混乱してしまっては、解決策は生まれない。今できる最大限のことを冷静に考えましょう。」との言葉が返ってきました。その言葉でハッと我に返りました。私は事実だけを伝えて、なんの善後策も講じていなかったことを、そのお客さまから教えられました。

お客さまとのやりとりの後、営業所と対策を練ったところ、通常なら集荷に来てもらう協業会社にこちらから商品を持ち込めば、一日早い船便に間に合うことがわかりました。運良く車両も確保でき、急いで荷揃えを済ませ、間一髪、船便に間に合わせることができました。

そのときは幸いにも、お客さまの冷静で温かな対応と、営業所の工夫で何とか発売日に間に合うように商品をお届けすることができましたが、この出来事は、些細なことでも再確認すること、窮地に陥った時でも冷静に対処することの大切さを教えられた、私にとって決して忘れてはいけないエピソードです。

就職活動に際しては、自分なりの軸を持つこと。軸は、迷いが生じたときの拠り所となる。

今の目標は、現場のこともお客さまのことももっと理解した上で、営業所の所長や営業部の管理職になることです。

これまで、営業所で物流の現場を学び、営業の部署でお客さまへの対応を学びました。そして今は現場を含めた事業の質を高めるために何をしたら良いかを学んでいます。このような経験は、目標に近づくためにとても役に立っていると感謝していますが、この恵まれた環境に甘えることなく、今後ともさまざまなスキルやノウハウ―たとえば、何が問題となっているのかを分析する能力、課題に対して的確に提案する能力などをもっと磨いていかなくてはならないと思っています。

最後に、先輩からのメッセージとして――就職活動時は何かと悩みや不安が多いことと思います。周りに流されやすい時期であることも経験上知っています。ですが、最後の要は自分なりの軸を持つことではないでしょうか。私の場合は、希望している業界であること、その会社の人と話をしていて楽しいことを軸としていました。軸は、迷いが生じた時の拠り所になりますし、悔いを残さないためのストッパーになると思います。

どうぞ、自分自身の軸を持って、悔いの残らない就職活動をしてください。