味の素物流とF-LINE®との関係

近年、トラックドライバー不足問題が顕著になるなか、味の素㈱をはじめとする大手食品メーカー6社が「競争は商品で、物流は共同で」という基本理念に基づき、より効率的で安定した物流力の確保と、食品業界全体の物流インフラの社会的・経済的合理性を追求するために2015年2月に食品企業物流プラットフォーム「F-LINEプロジェクト」を立ち上げました。
※F-LINE・・・Food Logistics Intelligent Netwaorkの略

大手食品メーカー6社が食品物流の問題を解決するための戦略を協働で立案することで、輸配送の共同化、モーダルシフト、幹線輸送化等の取り組みを行い、OC2排出量の削減や作業の効率化、生産性の向上を実現するもので、その立案(計画)を実行する実行会社として味の素物流が選ばれ、この「F-LINEプロジェクト」の取り組みに携わってきました。
「F-LINEプロジェクト」及び物流会社が一体となって、物流業界の発展に取り組んでいます。
この取り組みは「平成28年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」において「国土交通大臣表彰」を受賞するに至りました。
さらに食品物流における製造・配送・販売の仕組みを整流化し、納品待ち時間の短縮などにも取り組んでいます。

味の素物流の取り組み事例紹介

① 北海道地区での共同配送
北海道エリアにおける常温品の6社共同配送をスタートしました。
各社の在庫拠点を4箇所から味の素物流㈱札幌物流センターと他社の在庫拠点の2箇所に集約することで、荷物の平均積載効率を引き上げ、CO2排出量を削減する効果を出しました。

② 2社での31ftコンテナの往復輸送
食品メーカー2社による鉄道コンテナを共同利用し、常温加工食品の関東⇔関西のラウンド運行を開始しました。
味の素物流ではその専用コンテナを自社化し、「レールライナー®」として商標登録しました。

相関図

2017年3月に味の素物流の関係子会社だった北海道エース物流㈱が食品メーカー4社の共同出資のもと、F-LINE㈱として誕生し、2017年4月にはF-LINE㈱の100%子会社として同じく九州エース物流㈱が九州F-LINE㈱として誕生しました。
現在では2019年のメーカー物流子会社の統合も視野に入れた全国展開の検討が開始されています。